今回するのは、[前の記事]で紹介したリズムの話と
非常に関係が深い話、拍子の設定についての話です。
実はこの機能、私はついこの間知りました。(どーん
楽譜を見ながらmmlをうつして書いていく人にも、
オリジナル曲を作る人にも非常にお役立ちな機能です。
3ML editorとMabiIccoの場合に分けて説明していきますね。
3ML editorの場合
メニューバーの「ファイル」から「プロパティ」を選択します。
するとこんな画面がでてきます。

右下あたりに「拍子(B)」 「4 / 4」という表示がありますね。
つまり4分の4拍子に設定されていますよ、ということです。
実際にエディターの書き込みが反映される部分を見てみると、

確かに4つ線が入っていて、「0」と「1」の境目(4本目)が一番濃い色ですね。(ピンクのバーは4分音符のドです)
4分の4拍子の場合、このひとつの箱(小節)ごとに
1・2・3・4、1・2・3・4、と収めていきます。
ですが、[前記事]で紹介した「ヴィヴァーチェ」のようにリズムが1・2・3だった場合は?
崩れてしまってとてもごちゃごちゃした状態になってしまいますよね。
そこでこの「プロパティ」の「拍子」をいじります。

4分の3に変更!
すると…

なんということでしょう!(…
3つごとに部屋が区切られた仕様になります。
これで、1・2・3、1・2・3、…と収めていくことが可能ですね。
MabiIccoの場合
メニューバーの「ファイル」から「プロパティ」を選びます。
するとこんな画面がでてきます。

<拍子>のところがやはり「4 / 4」になっていますね。
これも4分の4拍子に設定されていますよ、ということです。
作業画面で見てみると…

やはりこちらも「0」と「1」の境目(4本目)が一番濃い色。
(赤い点は4分音符のドです)
3ml editorのほうでもいいましたが、
4分の4拍子の場合、このひとつの箱(小節)ごとに
1・2・3・4、1・2・3・4、と収めていきます。
でも、[前記事]で紹介した「ヴィヴァーチェ」のようにリズムが1・2・3だった場合は?
崩れてしまってとてもごちゃごちゃした状態になってしまいますよね。
そこでこの「プロパティ」の「拍子」をいじります。

左の「4」を「3」にしてみます。
すると…

3つで1セットの箱が並ぶ仕様に変化しました!
この箱に1・2・3、1・2・3…と収めていけばいいわけですね。
ただ、これは拍子が最初から最後まで固定されている場合のみ有効です。
途中で4分の4拍子だったのが曲中で4分の3拍子に変化する!
…なんてときには使えません。あしからず。